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ロミオとジュリエット

高校生の時にTVでの日曜洋画劇場だったか
映画「ロミオとジュリエット」が放送されました


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1968年 イギリス・イタリア合作 フランコ・ゼフィレリ監督


様々な監督、役者によって何度も何度も映画化されていますが
「ロミオとジュリエット」と言えば
この作品が真っ先にあげられるほどの代表的作品となりました
(現代風味付けのものは、レオナルド・ディカプリオ主演の作品もありますね)

その魅力は、なんといっても配役のフレッシュさ
原作のロミオとジュリエットはわずか16歳と14歳でした
この映画はレナード・ホワイティング17歳、オリビア・ハッセー15歳と
史上最年少でのキャスティング
今までの映画は、ベテラン陣が演じてきましたので
演技では申し分ないとは言え、登場人物の未熟さ、青さが出ていませんでした
主演のオリビア・ハッセーは、経験不足をも魅力にして
まさにジュリエットそのものだったように思います



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そしてロケ地ヴェローナの美しさ
建物の重厚さは、セットでは遠く及ばず

砂ぼこりさえ、当時を想像させるのに
十分な効果があります
衣装も非常に素晴らしくて、
アカデミー衣装デザイン賞に輝きました

当時は各家庭にビデオデッキが備えられているという環境ではありませんでした
偶然、母の友人が録画したと聞き、
父がビデオデッキを借りてきてくれて
たしか3日間くらい、繰り返し繰り返し見まくった記憶があります

全身全霊を傾けて見たと言ったら大げさですが
そこまですると驚いた事に1、2回見ただけで
日本語の吹き替えは頭に入ってしまい
残りの日々は、ひたすら英語の音声で聞いていました

口の動きと話している時間にしばられる吹き替えと
人間が読み取れる文字数でしばられる字幕

この両者の違いと面白さに気が付いたのはこの頃です
今でも字幕で見て、吹き替えで見て
日本語音声・日本語字幕、英語音声・英語字幕と
何パターンにもして楽しむ癖はかわりません

凝り性であるという性格も、この頃からどんどん磨きがかかってきたようです
様々な「ロミオとジュリエット」に関する本を読みあさり
この映画のシナリオがほしくて、本屋通いをして探しました
図書館にいけば、まずはイギリス文学の棚からスタート
シェークスピアの生家には、その後大学生の時に行きましたが
ヴェローナは、まだ行った事がありません
いつか訪れたいですね・・・

この経験は、あとから思うと私にとって非常に大きく
進路を変えてしまうくらいの影響の大きさがありました

そのお話は、いずれまた・・・


by makotaguglee | 2015-02-08 08:35 | わたし時間 | Comments(0)

フルタイムの仕事をかかえ奮闘している3人の子の母です。子供達は全員、家を出て30年ぶりの夫婦2人生活2年目を迎えました


by Mako