お気に入りの本
思い出せる限りの本にまつわる古い記憶は、母が繰り返し繰り返し読んでくれた絵本です
なんの絵本か思い出せないのですが
母の声のトーンと、あざやかな挿絵が記憶に焼きついています
それから思い出すのは、社宅に住んでいた頃、月に1回でしょうか
移動図書館が来てくれていました
楽しみで楽しみで、どの本を選ぼうかワクワクしました
そして、夏休みや冬休みといった学校の長期休みが始まると
母は市立図書館に連れていってくれるようになりました
その当時は、大量の本を目の前にして嬉しくてうれしくて、足が震えるくらい興奮していました
今でも大きな図書館や本屋さんへ出かけると、足がジンジンする事があります(≧◇≦)
そんな子供時代に出会った大好きな本
図書館で繰り返し繰り返し、借りていましたが
大人になってあらためて自分の手元に置いておきたくて買い求めました
「大どろぼうホッツェンプロッツ」「小さい魔女」「そばかす先生のふしぎな学校」
子供時代の私が推すベストスリーです
面白くて面白くて、あっという間にストーリーに引き込まれ
時間も忘れて読みふけっていました
私が夢中になって本を読む時によくあるのですが
あまりにストーリーに夢中になって入り込むので、場面が頭に映像として映るのです
「あれ?挿絵あったっけ?」と我にかえり、本を読み返す事もしばしばありました
この本の楽しさを子供達にも伝えたくて
寝る前に布団に入ってから少しづつ読み聞かせた事もあります
とても好評でしたよ
人と人との出会いが、かけがえのないものであるように
本との出会いも、また人生にとってはとても大切だと思います